檸檬

長年憧れていた水草水槽を始めました.初心者ですがよろしくお願いします.

NA挑戦記1.水槽立ち上げ

 

Attention: はてなブログに不慣れで,レイアウトやリンク・画像挿入を調整中です.

こんにちは.

水槽立ち上げから水草植栽に至るまでを,数回に分けて書いていこうと思います.

まずは現在の水槽の様子です.

バクテリアがある程度定着したようで,当初見られた白濁は収まりました.

一方,油膜が発生しており,昨日エーハイムの油膜取りを設置しました.これについては別の記事で.

それでは,立ち上げで使った機材を順に紹介していきます!

 

1.水槽

上見の写真しか撮っていませんでした...

今回は「アクロ45」をチョイス.45✕28✕30の規格水槽です.60cm水槽と迷いましたが,扱いやすさを重視して45にしました.水量が少ない分,CO2ボンベが長持ちするのもありがたいです.

オールガラスは美しいですが,ちょっと持ちにくいですし,意外と重量がありました.余裕を持ったサイズにして良かった.

 

2.ろ過装置

エーハイム2213にしました.ややオーバースペックですが,2211と比して3倍の容積に惹かれました.実際にセットすると,ろ材も沢山入りますし,流量も問題なさそうです.念のためナチュラルフローパイプを準備していましたが,杞憂でした・・・ω`)

ただ,エーハイムは呼び水機能が付いておらず,セットアップにちょっと苦労しました.クイックスターターを使えば一発ですが,自分はケチってろ過装置やホース内に並々水を入れて対応しました.その点,コトブキのSV-Xシリーズは呼び水機能が標準装備されているので扱いやすいのですが.GEXも水中モーター式なので呼び水不要ですし,水槽とフィルターを並置できるのが魅力的ですよね.

 

3.低床

JUNの吸着系ソイル「プラチナソイル・パウダー」を8L購入しました.ソイルには,栄養系と吸着系の2種があるそうです.ざっくり書くと以下のような違いがあるんだとか.*1

  • 栄養系:養分がリッチ.立ち上げ初期に白濁や多量のコケが発生する場合あり.
  • 吸着系:養分が比較的少ない.栄養系に比べて立ち上げが簡単.追肥のタイミングが大切.

自分が育ててみたいグロッソスティグマは,肥料を沢山消費するため栄養系が向くようです.しかし,自分は初心者ですから,確実に立ち上げたいと思い吸着系にしました.p.s.結局,吸着系ソイルで立ち上げたところ,凄まじい白濁を起こしてしまい挫折しかけました.こちらも別の記事で.

ちなみに,ソイルは負電荷を帯びており,イオン交換作用により水質を弱酸性に傾けるのだそうです.ろ過サイクルや水質はもっと深く学びたいところ.

 

4.照明

照明に一番悩みました.専門店で聞くと,「Chihiros(チヒロ?)」というメーカーの製品を勧めて頂きました.ADAと列挙されるような,水草育成専用の本格的な照明です.

タイマー機能も付いていて魅力的でしたが,眩暈がする価格なので,今回はチャームで販売されている「アクロ・トライアングル・グロウ」にしました.

水草育成用にデザインされていて,赤系水草も育つ波長に調整されているそうです.しかも陽性水草が健全に育つレベルの光量(2000lm)で,価格が良心的笑

水草良し,光量良し,レビュー良しの3拍子で,安心して購入しました.

 

5.その他(ろ材,ファン,水温計等)

51.ろ材

エーハイムのメックとサブストを12の比率で使用しました.両者の間にウールを噛ませて混合しないよう工夫しています.これまで様々なろ材を使ってきましたが,エーハイムの濾材はバクテリアの付きがとても良いイメージです.

また,自分の住んでいる地域は硬度がやや高く,水質を軟水化するために「リバースグレイン・ソフト」を入れました.アルカリイオンを吸着してくれるそうです.水草を育てる場合は水質の軟水化が重要で,CO2の吸収効率に関わるとか.この辺のロジックはまだまだ勉強中です.

 

52.ファン

(左)外装 (右)取り付けた様子

GEXの水槽用ファンを買いました.今時,こんなにコンパクトなサイズで冷却できるんですね.ちょこんとしていてかわいい.

しかもサーモスタットと接続すれば,設定温度に自動調節してくれるそうです.最近のアクアグッズはすごいですね!

エアコンをつけない場合,猛暑日の日中は軽く水温30℃を越えます.ファンを使うと27℃まで下がるので,相当優秀です!水槽の設置場所にもよると思いますが,過酷な環境でも2~3℃はダウンできそうです.

サイズ展開も豊富で,ガッツリ(4~5℃)下げたい方は,もう一つ大きなサイズを使うと良いかもしれません.

 

5-3.水温計

初のADAグッズは,水温計!笑

ADAの製品は本当に美しくて.水温計ですら見惚れてしまいます.

銀座でギャラリーをしているそうなので,今度行ってみたいです.

[Attention:insert a picture of WTG]

以上,水槽周りのグッズをまとめて紹介しました.どれを使うか,選ぶのがとても楽しかったです.熱帯魚は数年のブランクがありましたが,その間に飼育用品も大きく進化していて驚きました.特にエアポンプとファンは,小型かつデザイン性に優れた製品が沢山発売されていてびっくりでした.

 

一通り揃えてみて,やはりそれなりの初期投資が掛かりました.ずっとやりたかったので後悔はしていませんが,一般的な大学生が服や遊びにお金を掛けるなか,自分はCO2やソイルにお金を掛けている.何やってんだ俺は,とCO2ボンベを握りしめながら思いました笑

ネイチャーアクアリウムは文字通り自然環境を再現するアクアリウムで,生態系を閉鎖的な水槽環境に落とし込むことを考えれば,システムが複雑になる(=コストが掛かる)ことも分かる気がします.中途半端なシステムで水草が育たないと悲しいので,必要なものは躊躇せず選ぶよう心掛けました.それならADAで組めよ!ってツッコミが聞こえてきそうですが,初心者なので大目に見てください笑

 

また,これまでソイルの種類や硬度を考えたことはなく,様々なサイトで調べました.水草水槽は,土壌,水質,照明,CO2など様々なパラメーターがあって,それらを考えるのも面白いです.上手くいくかは未知数ですが,今後の経過も含めてなるべく記事にしていくつもりです.よければ引き続きご覧ください.

 

それでは今日はこの辺りで.コメント等でアドバイス頂ければ幸いです.次回はエアレーション&油膜取りについて書こうと思います.お付き合い頂きありがとうございました.

*1:解釈が間違っていたらすみません

はじめまして

 

はじめまして.

今回,水草水槽を立ち上げることにしました.

レイアウトがどのように完成していくのか(あるいは失敗していくのか...怖),記録を残していこうと思います.

水草水槽は長年の憧れでしたが,システムの複雑さ(CO2添加等)や少なくない初期投資の必要性などからこれまで敬遠していました.

しかし最近,久々に熱帯魚を飼いたいと思い立ち,折角ならば水草レイアウトもやりたいということで挑戦しています.

現在は水槽の立ち上げを終え,試運転している段階です.

機材のセレクトから立ち上げの様子を,今後書いていこうと思います.

 

駆け足になりましたが,軽い自己紹介でした.

今後の記事で,アドバイスなど頂ければ幸いです.

よろしくお願いします.